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親御さんができる発達障害のチェック方法

「うちの子は発達障害?」と気になったら、まずはチェック。親が簡単に確認できるチェック項目を掲載しているページです。

発達障害かも?と思ったら
チェックを!

発達障害者支援法における発達障害の定義は「自閉症、アスペルガー症候群(※)その他の広汎性発達障害、学習障害、注意欠陥多動性障害その他これに類する脳機能障害であってその症状が通常低年齢において発現するもの」です。

病気ではなく障害の一種と捉えられていますが、「障害だから治らない」という先入観が、成長の可能性を狭めてしまうことになります。一方で、凸凹のある発達のしかたを理解しサポートすることにより、「ハンディキャップになるのを防ぐ可能性」があることに注目すべきです。

「発達障害」のある人は、特性に応じた支援を受けることができれば十分に力を発揮できる可能性があるため、なるべく早期に、適切なサポートを行うことが大切。そのためには、なるべく早い段階で、チェックをしてみるのも1つの方法です。

参照元:厚生労働省公式HP「発達障害の理解のために」(https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html)
注:アスペルガー症候群の現在の正式名称は「自閉症スペクトラム障害(ASD)」です。

「もしかしたら、うちの子は発達障害かも?」と思ったら、セルフチェックをしてみましょう。

セルフチェック

【生活面】

【コミュニケーション】

【行動】

セルフチェック結果

チェックした項目数は…

それぞれ上記の項目数以上ある場合は、子どもの生活・コミュニケーション・行動面をよく注意して見てあげましょう。

特に行動面でチェック数が多い場合は深く悩みすぎる前に専門的な相談や診断を受けることがおすすめです。

発達障害だったら…

こちらのリストでチェックしてみた結果、もし発達障害が疑われた場合はどうすれば良いのでしょうか。まず、チェックリストの結果だけに頼らず、医師の診断を受けてみることが大切です。

そして、発達障害だと診断された場合には、ご両親も発達障害について知識を得ることが必要です。発達に多少遅れがあり、他の子どもよりは個性的に映る発達障害の子どもですが、そもそも発達障害とはどのようなものなのかということを知っておきましょう。

発達障害とは

発達障害は障害という名前がついていますが、外見的に他の人と違った部分は見られません。発達障害の定義としては、「他の子どもよりも多少個性が強い子ども」といったものです。

考え方や行動などに特徴的な部分があるため、他の子どもよりも育てにくいと感じられるかもしれません。そして、他の子どもが難なくできることでも、習得に困難が招じることもあるでしょう。ですが、その特性を理解して、上手に能力を伸ばしていってあげると、他の子どもと同じように生きていくことができるようになります。

発達障害の子どもは珍しくない

発達障害というと特別な子どもだと思われる方もいるかもしれませんが、実は発達障害だと診断される子どもは最近増加していると言われています。文部科学省の調べによると、通級による指導を受けている児童⽣徒数は、2006年から2023年の間で次のように増加しています。

ADHDLDASD
2006年1,631人1,351人3,912人
2023年44,107人40,396人41,171人
増減+42,476人+39,045人+37,259人
参照元:文部科学省公式HP「2023年度通級による指導実施状況調査結果」(PDF)(https://www.mext.go.jp/content/20250715-mxt_tokubetu01-000043733_2.pdf)

17年間でかなりの人数が増加していますが、これは発達障害の子どもが増加したという訳ではないようです。社会的に「発達障害」というものへの認知度が高まったため、以前よりも発達障害だと診断される子どもが増えたということを示しています。

これから更に発達障害の医学的研究が進み、社会的な支援体制が整えば、発達障害と診断される子どもはもっと増えてくると考えられます。「発達障害であること」は特に珍しいことではありません。発達障害を持っているということを、特別であると考える必要はないのです。

発達障害はどうして引き起こされるのか

発達障害は、遺伝的要因と環境的要因が複雑に絡み合って脳の発達に影響を与えることで生じると考えられています。単一の原因ではなく、多因子による相互作用が重要です。

遺伝的要因としては、特定の発達障害遺伝子が存在するのではなく、複数の遺伝的素因が組み合わされてリスクが高まるとされています。また、生まれつきの脳の神経回路の構築や機能の違いによって生じることも少なくありません。

環境的要因としては、妊娠中の母体の健康状態や乳幼児期の家庭環境や育児の質などが脳の発達に影響を与えることも。しかし、親の育て方が直接の原因ではありません

このように、発達障害に親のしつけなどは関係しません。発達障害の定義としては「低年齢期に生じる」というものがあり、しつけや育て方の影響が及ぶ以前の年齢に引き起こされます。ご両親は、自分の責任ではないかと思いつめないことが大切でしょう。

参照元:厚生労働省公式HP「発達障害の理解のために」(https://www.mhlw.go.jp/seisaku/17.html)
参照元:厚労省・文科省共同運営 発達障害ナビポータル(https://hattatsu.go.jp/)
参照元:国立障害者リハビリテーションセンター公式HP(https://www.rehab.go.jp/ddis/)

発達障害の子どもの特徴について

発達障害には様々な種類があるので、全ての子どもが同じ特徴を持つ訳ではありません。また、子ども自身の性質や個性も含めると、同じ種類の発達障害であっても同じ特徴が出るとは限らないでしょう。

ですが、発達障害には共通する特徴があり、それは次の6つの項目です。

このように特徴を見てみると、発達障害の子どもにとって困るのは、「何もせずに放置される」ということ。発達障害は年齢を重ねるごとに障害が強く現れるようになっていくため、その前に障害を改善していくことで、将来的に一般的な日常生活を営めるようになるのです。

発達障害の種類によって教育法は変わる

発達障害の特徴をご紹介しましたが、発達障害の種類によって、細かな特徴はそれぞれ異なります。発達障害であると診断を受けたら、該当する発達障害の特徴についての知識を得ることが、子どもを理解することにも繋がるでしょう。

子どもへの接し方や教育も、障害の種類によって違ってきます。効果的な教育をしていくためにも、それぞれの特徴について知っておきたいものです。

発達障害の特徴をよく知って、子ども本人の個性や性格も考えながら、できるだけ早期に発達障害の子ども向けの塾などに通わせることが、子どもの社会生活能力を高める第一歩です。

学習障害(LD)

LDは、読み書きや計算、文字などに関してのみ目立った発達の遅れが見られる発達障害です。他の発達障害に比べると問題行動を引き起こす頻度は稀ですが、日常生活に必要な能力が身につきにくいので家族のサポートが重要です。

発達性協調運動障害(DCD)

DCDは、同時に手足が異なる動きをするなどの「協調運動」を行うことができない発達障害です。「不器用」と見られてしまうこともありますが、著しく運動機能に困難が生じた場合、日常生活に支障が出ることもすくなくありません。

関東で診断、相談できる施設

相談窓口一覧

発達障害の診療をしている
関東の病院

診断を受けようかどうか悩んでいる方も多いとは思いますが、専門家のもとで話を聞くことにより、安心にもつながります。

また、正しい接し方についても理解できるので、一度足を運んでみてはどうでしょうか。

診断や診療を行なっている関東の病院について5つご紹介します。

【東京都】Jメンタル五反田
駅前クリニック

成人から子ども(5歳~16歳)までを対象に、ASD・ADHD・LDなどの発達障害の診断と治療を行っています。

治療は薬物療法や漢方の処方に加え、臨床心理士・公認心理師によるカウンセリングを重視。日常生活での困りごとを丁寧に聴き取り、生きづらさを軽減するための実践的なサポートを行うことが特徴です。

診療科目心療内科・精神科・漢方内科・漢方精神科
最寄り駅JR線「五反田駅」/都営浅草線「五反田駅」
所在地東京都品川区西五反田2-5-2 五反田東幸ビル7F
電話番号03-3491-7773
診療時間月曜~金曜10:00~19:30※土曜は~17:00

【神奈川県】はまみこどもくりにっく

小児科を基盤に置きながら「発達障害・発育相談」を専門外来として設置しているクリニックです。院長には日本小児科学会認定小児科専門医もおり、診療にあたる医師の専門性があることも特色とされています。

発達・発育相談は水曜午後・第1・第3土曜午後(予約制)に実施。

小児科・アレルギー診療に加えて、発達障害(自閉症、ADHDなど)の相談や検査紹介、療育支援などを含めた総合的ケアを行っており、医師・看護師・言語療法士ら複数の専門職が関わる点が特徴です。

診療科目一般診療(小児科)・アレルギー診療・乳幼児診療・予防接種・発達障害・発育相談・てんかん・夜尿症・便秘症
最寄り駅JR東海道本線「茅ケ崎駅」
所在地神奈川県茅ヶ崎市浜見平11-1 BRANCH茅ケ崎2F
電話番号0467-84-8972
診療時間8:30~17:30※水曜、木曜、日曜は~12:30まで

【埼玉県】埼玉県立小児医療センター

「保健発達部 発達外来」を設け、運動発達の遅れ・ことばの遅れ、知的面あるいは行動面での問題・他診療科から院内紹介された発達面の問題が疑われるお子さんを対象として、小児科または小児神経科医が診療を担当しています。

また、神経科と発達外来を分けて予約制で診療を行い、発達障害やADHDなどを含めた発達面の問題に多職種で対応します。

心理部門でも臨床心理士による心理検査・発達相談を行っており、発達特性に応じた検査・支援が可能です。

診療科目広汎性発達障害、ADHD、LD、その他
最寄り駅JR線「さいたま新都心駅」
所在地埼玉県さいたま市中央区新都心1-2
電話番号048-601-2165(保健発達)
診療時間8:45~17:00

【千葉県】天王台こども・
おとしよりクリニック

多動のお子さん、発達が気になるお子さん、体重の増えや身長の伸びについてなど、発達・発育に関する相談に対応しています。また、小児科のほかにアレルギー科も設けており、学校に不適応なお子さんや慢性の頭痛・腹痛などの身体的な相談も併せてできることが特徴です。

発達相談外来は、事前に電話予約が必要となりますが、木曜、金曜の17時以降、土曜の14時以降となっているため、仕事でお子さんをなかなか受診させられないという親御さんにもおすすめです。

診療科目発達障害、小児のアレルギー、小児喘息、他
最寄り駅JR常磐線「天王台駅」/JR成田線「東我孫子駅」
所在地千葉県我孫子市天王台3-22-10
電話番号04-7182-5071
診療時間発達相談:木曜・金曜17:00~18:00、土曜14:00~17:00

【群馬県】群馬大学医学部附属病院

小児精神・発達外来では、自閉スペクトラム症(ASD)やADHDなどの発達障害を中心に、社会生活への適応が難しいお子さんを対象とした診療を行っています。

早期診断を重視し、ASDは2歳前後から評価・診断を実施。発達特性だけでなく、家庭や学校など環境要因も考慮した総合的な支援を提供しています。

状態が安定した後は地域の医療・福祉・療育機関と連携し、継続的なフォロー体制を構築。発達特性への理解促進と合理的支援を重視した地域密着型の医療が特徴です。

診療科目小児科(小児精神・発達):自閉スペクトラム症(ASD)、注意欠如・多動性障害(AD/HD)、学習障害(LD)、その他総合診療
最寄り駅JR両毛線「前橋駅」
所在地群馬県前橋市昭和町3-39-15
電話番号027-220-8209(小児科外来)
診療時間初診:月曜・水曜・木曜・金曜8:30~10:30
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