スプラウツ
成城・小金井にある、発達障害や学習障害、不登校生をサポートする塾、スプラウツについて。スクールの特性や各コースを紹介。利用者の口コミ評判を掲載しています。
塾「スプラウツ」で発達障害や学習障害の子どもが育つ理由
スプラウツのおもな特徴は以下となります。
発達障害専門指導コースとして、2001年に設立
スプラウツは自在能力開発研究所の代表である乙幡さんが2000年にダウン症の男の子を指導・支援したのをきっかけとして、2001年に発達障害専門指導コースとして設立された塾です。
現在募集しているコースは2通り、「就学前幼児の療養(ABA・応用行動分析)」と「発達障害児の学力サポートコース」になります。
<就学前幼児の療養(ABA・応用行動分析)>
発達障害がある就学前の子どもが対象、診断を受けていなくても気になる点があれば相談した上で入塾できます。
面接や観察のもと個別療養プランを作成し、1セッション80分の療養を実践していきます。指導は1対1で段階的に行い、ときには少人数のグループもあります。
<発達障害児の学力サポート>
様々な障害を抱える小学生~大学生までの学力を養成します。基本は1対1、状況により健常の生徒と一緒に4名以内でのクラスで個別指導形態でも行います。週1回以上であれば、30分単位で受講時間を設定するなど指導日の調節もできます。
むやみにほめず、頑張った時に思い切りほめる指導方法
スプラウツでは子どもが課題に頑張って取り組んだ時に、思い切りほめる指導方法をとっています。
集中できないときはまず要因を考えて、必要に応じて学びやすい環境を整え、失敗を習慣化させないように気をつけてくれます。
「むやみにほめるだけでなく、子どもが喜ぶ方法でほめる」というのを大切にしているそうです。
また、スモールステップで進めるのも特徴。あえて短い区切りで進めていくことで成功体験を増やすことができるため、本人のやる気や自己評価も高まります。
得意なものはさらに伸ばす、不得意なものは出来るだけ伸ばせるように指導することで、しっかり学力をサポートしてくれます。
利用している家族の声
週2回、1回1時間の指導を受けています。子どもが指示に従えない時も多かったのですが、根気良くサポートしてくれたおかげで現在では九九も覚えることができました。文字についても本人が興味を持つようになったので、漢字が得意になりました。
小2から小5まで通いました。ADHDの傾向が強く、学校への不登校の状態でした。完全な個別学習を1年行ったあと、学校へ再度登校をするようになりました。最初はサポートが必須でしたが、5年生の今は毎日登校することができています。自宅近くに友人もでき、放課後は児童館で過ごせるようになれました。
小4から主に学習面をサポートしてもらっています。週2回のうち1回は個人指導、1回は健常児の生徒さんと一緒に指導を受けています。現在は情緒的にも安定して穏やかに授業を受けることができています。苦手な科目もサポートしていただき、数学も平均点が取れるようになりました。
軽度なアスペルガーのため、健常生徒さんと一緒に学習指導を受けています。本人のコンディションを考慮したうえでその日の課題や指導方法を工夫してくれるため、いつも気持ち良く帰宅することができているようです。
スプラウツの評判まとめ
小学生も多く通うスプラウツでは、不登校になった子どももサポートにより、学校に通えるようになったという声も寄せられています。苦手な科目ができるようになったり、他の子とのコミュニケーションが取れるようになったりと、スプラウツに通い始めてから成長や良い変化があったと言う口コミが多く見られます。これは子どもの目線に立ちながら、丁寧な指導を行なってくれていることの表れでしょう。未就学児から通えるため、長期間通える塾を探している方にも嬉しいスプラウツ。評判を見る限りでは、学力サポート以外のコミュニケーションサピートも良さそうです。スプラウツのように幅広い年齢の子どもが通える学習塾は他にも選択肢が豊富です。場所や雰囲気などの条件にあった最適な塾を見つけるために、ぜひ体験入学などで比較してみると良いでしょう。
塾の基本情報
運営元 | 自在能力開発研究所(JNKK) |
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教室 | 小金井教室(東京都小金井市) 成城教室(東京都世田谷区) |
コース一覧 | 就学前幼児の療育(2歳~) 発達障害児の学力サポート(小学生~大学生、20代前半まで) 話し方教室(中学生以上~大学生まで) |
料金 | 初回カウンセリング:4,000円/1時間 入会金:20,000円~25,000円 教具施設費:9,600円(年額)(就学前幼児のみ) <基本授業料> 就学前幼児の療育:5,500円/80分(1セッション) 発達障害児の学力サポート:4,000円/60分(1回) 話し方教室:4,800円 ※話し方教室にのみ参加される方は、入会金10,000円 |
体験授業 | 無料体験授業なし |
発達障害のこどものための塾5選
当サイトで紹介しているスクールの開校年数の古い順に5校ピックアップして紹介します。
※2021年5月時点の調査情報を基に作成しています
歴史 | 教室数 | 高校受験 対策 |
社会人 対応 |
入塾金 | 個別指導 月額料金 |
|
さくらんぼ教室 |
28年 | 9 | ○ | ○ | 16,200円 | 14,040円~ |
スプラウツ |
18年 | 2 | 不明 | - | 20,000円~ | 不明 |
LITALICOジュニア (旧:Leafプログレス) |
13年 | 43 | - | - | 17,000円 | 32,000円 (月4回換算) |
エレファース |
10年 | 10 | 不明 | ○ | 15,400円~ | 23,100円~ |
情熱!テラコヤ塾 |
9年 | 2 | ○ | - | 不明 | 18,000円~ |
話し方教室
毎月2回、第1と第3日曜日の午前10時15分~12時15分までの2時間授業です。話し方教室では中学生以上~大学生までを対象としていて、次のことを目標とした授業が受けられます。
- 人前でもきちんと自分の意見が言える
- ニュースなどに関心を持ち、気になることは頭の中にクリップしておける
- みんなの前で簡単な記事の内容を紹介できるようになる
- 企画を設定してそれに対するグループミーティングができるようになる
教材費などはなく参加費用は1回につき4,800円となりますが、話し方教室のみに参加される方は入会金として10,000円がかかります。
気になる方は見学から足を運んでみるのも良いですね。
テーマの内容については毎回異なるものを取り上げているので、1回のみの参加から試してみるのも良いでしょう。担当してくれる講師は自在能力開発研究所&スプラウツの代表である乙幡和重さんです。
スタッフ紹介
スプラウツで働いているスタッフについてまとめました。
- 乙幡和重
工学博士の肩書きを持っている方です。
スプラウツ代表でもあり、就学後生徒指導・幼児療育指導&カウンセラーとしても話を聞いてくれます。
東京大学大学院工学系研究科修了後、1995年に自在能力開発研究所、聡生館を設立。スプラウツを設立したのはその後、2001年のことです。
これまでには高機能自閉症などの生徒さんを対象とした実績もあり、また幼児はもちろんのこと、20代くらいまでの方に対応可能となっているのでいろいろなことを相談してみてはどうでしょうか。 - 乙幡美恵子
就学後の生徒指導と幼児療育指導を担当してくれる方です。代表である乙幡和重さんと結婚しており、これをきっかけにそれまで勤めていたインテリアコーディネーターの職を退職しました。
教育方法の中でもシュタイナー教育に関心を持っているそうで、実際に自分の3人の子どもはシュタイナー教育を取り入れた幼稚園に通わせているそうです。
自身が3人ものお子さんを育てた経験があるだけでなく、より多くの子どもと関わりを持つためにたくさんのプレイパークの活動にもスタッフとして参加してきた実績があります。
スプラウツのスタッフとしては学力面で軽度発達障害の小学生をサポートしてくれる方です。 - 桜井桂子
就学後の生徒指導と幼児療育指導を担当してくれる方です。子どもに関する仕事に多数従事していた実績があります。 - 鈴木秀人
教室室長として、聡生館武蔵村山校に勤務した実績のある方です。
周辺環境
子どもが学ぶ環境をしっかりと整えるためには、教室の周辺環境についても調べておきたいですね。
スプラウツは小金井市に立地しています。たくさんの自然に囲まれていることもあり、この環境を活かしながら感性を磨いたり、感性と情緒のバランスを取る指導が行われているそうです。
やはり自然の中で学べるのは理想的ですよね。アクセスもしやすい場所にあるので、車で送迎をしようと思っているときでも選択しやすいのではないでしょうか。
周辺は民家も多く、道路環境も整っているため、このあたりも多くの方がスプラウツを選んでいる理由だといえるでしょう。あまり山奥だったりすると心配もありますが、そういったこともないので検討してみてはどうでしょうか。
お試し体験コース
初回カウンセリングをお受けした方のみ体験コースを利用することができます。これは、あくまで正式な入会を検討している人限定となっているので注意しておきましょう。
お試しについては3回受けられるそうなので、じっくりと考えたうえで検討できるのが魅力です。
お試し体験コースについては入会金も必要ありません。ただし、1回毎に療育費のみがかかるので気を付けておきましょう。
療育時間の場合、1時間でも大丈夫です。