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学習・発達障害をサポートしてくれる塾とは

このカテゴリでは、発達障害や学習障害をサポートしてくれる専門の塾について、気になることを調べてみました。

学習障害、発達障害のあるこどもをサポートしてくれる塾とは?

通常の学習塾との違い

発達障害児向け学習塾は、通常の塾と異なり、一人ひとりの特性や発達段階に合わせた個別支援を重視しています。小学校低学年では学習への楽しさを育て、担当制や個別・グループ指導を選べる体制を整備。また、高学年では集中力やコミュニケーション力向上にも力を入れ、中学生には学習面だけでなく自己管理や対人関係の悩みにも対応します。

授業は柔軟な言葉がけや理解しやすい教材を用い、環境調整や1対1指導で安心して学べる場を提供。講師は専門知識を持ち、発達特性に寄り添った指導が可能です。さらに実験・芸術・スポーツなどの特別プログラムで子どもの可能性を広げ、保護者への相談対応や学校との連携などサポートも充実している点が大きな特徴です。

授業内容と料金目安

発達障害のある子ども向け個別指導塾では、就学準備(話を聞く姿勢・読み書き・数概念)から、国語・算数・英語などの学習支援、コミュニケーション力を育てるソーシャルスキルトレーニングまで幅広く指導します。

料金は入塾料1~3万円、教材費実費、月謝は月4回で1万6千~4万8千円が目安。さまざまな授業形態があり、個別は高額ですが学習密度が高く、小集団は費用を抑えつつ社会性も育てられます。一方、大人数型や放課後デイサービスでは社会的スキルの習得に役立ち、行政の補助により負担が軽減される場合もあります。

※当メディア編集チーム調べ
※調査時期:2025年12月

発達障害の方が安心して通える塾

発達障害の子どもが安心して通える塾は、一般塾と異なり、特性に基づく専門的な理解と支援体制を備えていることが特徴です。大学や専門家と連携し、一人ひとりの特性に応じた学習計画や細やかなサポートを行います。また、講師間で指導状況を共有し、担当変更時のストレスを最小限に抑える工夫も重要です。

学習ペースを尊重し、得意分野を伸ばして自己肯定感を高める指導や、社会性を育むSSTを取り入れる塾もあります。また、対人関係が苦手な子にはインターネット塾も有効。特に、塾選びでは、対応可能な特性の範囲、有資格者の在籍、体験授業での相性などを事前に確認しておくことが大切です。

コースや料金、指導内容、学習環境、利用者の声などを総合的に判断して、良いと思った塾にまずは体験授業に行ってみましょう。

体験授業を受けて子どもが楽しそうにしているかどうかをチェックしてから入塾をする方が、ミスマッチを起こすリスクを減らせるでしょう。

関東エリアの塾と探し方

関東エリアで利用可能な発達支援塾の数を都道府県別に表してみると、次のような結果となりました。都県別のデータと同時に、その中で特に塾の数が多い市区についても記載しています。

都道府県発達支援事業所数市区別事業所数
東京都[1]397世田谷区:32足立区・江戸川区:23
神奈川県[2]310横浜市:103川崎市:65
埼玉県[3]246越谷市:28川口市:23
千葉県[4]329千葉市:52松戸市:34
茨城県[5]141水戸市:19つくば市:17
群馬県[6]187高崎市:50前橋市:36
栃木県[7]158宇都宮市:50栃木市・足利市:12
[1]参照元:東京都福祉保健局『施設等一覧 (2017年10月1日現在)』(https://www.fukushi.metro.tokyo.lg.jp/kiban/fukushi_shisetsu/shs_list)
[2]参照元:障害福祉情報サービスかながわ『児童発達支援(児童発達支援センター以外)検索画面』(https://shougai.rakuraku.or.jp/)
[3]参照元:埼玉県『指定施設・事業所一覧』(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0605/s107/)
[4]参照元:千葉県『社会福祉施設等一覧表(2017年度)』(https://www.pref.chiba.lg.jp/kenshidou/fukushishisetsu/mokuji.html)
[5]参照元:茨城県『指定障害福祉サービス事業者一覧(2025年12月1日時点)』(https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/shofuku/seishin/shofuku/c/c-6.html)
[6]参照元:群馬県『障害児通所支援事業の申請・届出等について』(https://www.pref.gunma.jp/page/2768.html)
[7]参照元:栃木県『(PDF)児童発達支援事業所 放課後等デイサービス事業所』(https://www.pref.tochigi.lg.jp/e05/welfare/shougaisha/fukushi/documents/20250528151618.pdf)
※2025年12月調査時点

比較的偏りなく、エリア全体に施設が
あるのは千葉県・東京都

このように関東エリアの各都県別に比較してみると、千葉県は東京に次ぐ施設数を誇っており、その多くは千葉市に集中していますが、その他の市においても比較的均一に存在しています。

また、エリア内に均一に塾があるという点では、東京都も同様です。世田谷区などの住宅地エリアに多くなっていますが、新宿、渋谷などの都心部にもありますし、数は減るものの、東村山市、町田市、多摩市などの都心から離れた場所にも存在しています。

東京都の人口を考えると施設の数が充実しているという訳ではありませんが、他の県と比較すると施設が万遍なく展開されている印象があるので、どの場所からも通いやすいと言えるでしょう。

中心部に塾が集中しているのは神奈川県

反対に、神奈川県は千葉県と同程度の施設数を誇っていますが、その約半数は横浜市と川崎市に集中しています。特に横浜市の施設数が飛び抜けて多いことが特徴的。人口の多くが横浜市に集中していることを考えれば妥当かもしれませんが、その他のエリアにお住いの方にとっては、少々通いにくいことは否めません。

そして、群馬県と栃木県にもその神奈川県と同様の傾向が見られます。栃木県は施設の1/3が宇都宮市に集中していて、群馬県は高崎市と前橋市で約半数。

また、埼玉県は特に塾が集中しているエリアが目立つということはありませんが、人口に対しての施設数が少々少ないように感じます。埼玉県の施設数を含めて考えると、群馬県と栃木県は人口当たりの施設数が充実しているとも言えるでしょう。

関東エリアで塾を選ぶときに
ポイントとなるのは

こちらのデータから関東エリアでの塾の選び方を考えてみると、中心部にお住いの方は塾の充実度はもちろん、自宅からの距離も考えて選べそうです。特に施設が一定のエリアに集中している県に住んでいる方は、塾の内容や本人への適合度を考えながら、自宅から近い塾を選ぶことができるでしょう。

ただし、中心部以外にお住いの方は、自宅から近い施設のみで検討していると、その選択肢がかなり狭まってしまうことが考えられます。少ない選択肢の中から選ぼうと思うと、本人に合わない塾に通うことにもなりかねません。

そのため、自宅からの距離が多少あったとしても、塾の内容や本人への適合度を考えて塾を選ぶべきです。本人に合わない塾で学習をしていても学習は進みませんし、本人のためにもなりません。

自宅からの距離に関わらず、多くの選択肢を検討し、内容が充実していて本人が納得して通える塾に通うべきでしょう。

[1]参照元:東京都福祉保健局『施設等一覧 (2021年10月1日現在)』(PDF)(https://www.hokeniryo.metro.tokyo.lg.jp/documents/d/hokeniryo/r3-1-4_0503)
[2]参照元:障害福祉情報サービスかながわ『児童発達支援(児童発達支援センター以外)検索画面』(https://shougai.rakuraku.or.jp/)
[3]参照元:埼玉県『指定施設・事業所一覧』(https://www.pref.saitama.lg.jp/a0605/s107/)
[4]参照元:千葉県『社会福祉施設等一覧表(2017年度)』(https://www.pref.chiba.lg.jp/kenshidou/fukushishisetsu/mokuji.html)
[5]参照元:茨城県『指定障害福祉サービス事業者一覧 (2025年12月1日時点)』(https://www.pref.ibaraki.jp/hokenfukushi/shofuku/seishin/shofuku/c/c-6.html)
[6]参照元:群馬県『障害児通所支援事業の申請・届出等について』(https://www.pref.gunma.jp/page/2768.html)
[7]参照元:栃木県『(PDF)児童発達支援事業所 放課後等デイサービス事業所』(https://www.pref.tochigi.lg.jp/e05/welfare/shougaisha/fukushi/documents/20250528151618.pdf)
※2025年12月調査時点
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